数十年前から使用してきた革のベルトをお預かりしまして、そのレプリカを作ってみる!に挑戦😀
左が原作、右が贋作製作途中。
しっかりした作りだけど、30年ほど使用してきたベルトのようで、細部はだいぶクタクタ。
バックルを簡単に交換できる作り。
この装飾部が全部で四箇所。
左側の装飾は、かなり剥げてしまっています。
さてさて、どこまで似せたものを作れるか…
まずは、↑この部分の製作から。
見様見真似で、編み込みの訓練。
一本目がどうにか完成。
同じものを全部で四本。
大体似てる?
ここで、隠し裏地を用意しまして、こっそり貼り付け…
裏地にお洒落🎶
サイズに合わせてカット。
三枚重ねのうちの表面になる革に、窓になる部分を開けるべく、アウトラインを引いて。
カット。
表面の革と下地の革。
この二枚の間に、編み込んだ装飾部分をサンド。
ここからは、縫うための穴開け作業。
配置を決めて、一枚目の裏側に装飾部を接着。この固定をしないと、縫う作業は恐らく出来ない…
裏から見ると、こんな感じ。
四枚を全部縫い付けて。
別の作業工程では、ループの製作。ループの部分は、一気に仕上げまで😀
原作に似せて、飾り縫い。
形は一緒。色味はエイジングの差…
バックル取り付け部分の穴開けもして。
表面の革と下地の革を縫い合わせるための穴を開けるために、二枚の革を接着して固定。
ベルト全周に縫い穴を開けて、あとはひたすら縫う!
ベルト一周を縫い切るのに、約三時間。
ここまで来たら、もう完成間近🎶
あとは、金具を取り付けて。
出来上がり!
最後に、ご依頼人の方のウエストサイズに一番合う場所に、ピンを挿す穴を開けて納品📦
製作所要時間…約八時間💦
おしまい